世界一の首里城福光シーサープロジェクトとは

2019 年 10 月 31 日未明に発生した首里城火災により、琉球王国の象徴であり沖縄県民の誇りであった首里城正殿を含む建物8棟と施設内に展示、保管されていた文化財の多くが焼失してしまいました。

首里城福光シーサープロジェクトでは、首里城の焼け残った赤瓦を有効活用し、高さ10mを超える巨大シーサーをみんなで制作したいと考えています。

元来、沖縄の赤瓦屋根に鎮座する漆喰シーサーは、家を建てる工事で出る割れ瓦や余った漆喰などの建築廃材からつくられているので、実はシーサーは廃材から生まれた守り神なのです。

余ったものを使って神様を作るという文化は、世界的にも非常に珍しいそうですが、この「リサイクル(単なる再利用)」を超えた「アップサイクル(元の製品よりも次元・価値の高いものへ再利用すること)」は、これからSDGs実現を目指す社会において、世界のお手本となる考え方だと思います。

さらに、現存する最古のシーサー(富盛の石彫大獅子 1689年~ 八重瀬町)は、火除けが目的で設置されたものであることから、首里城福光シーサーも同様に、火災からの復興と再発防止を願うシンボルにしたいと考えています。

シーサー職人だけでなく、首里城への様々な「想い」を持った多くの方々に制作に関わっていただき、沖縄の精神性や伝統文化をシーサーという芸術作品で表現し、将来世代や世界に向けて発信していきます。

伝統的な漆喰シーサーにおける破損瓦活用の様子



世界一の首里城福光シーサープロジェクトのポイント

▷ 首里城の焼け残った赤瓦を使って巨大シーサーを制作しギネスブック登録を目指します。

▷ 首里城への想いを持った人たちが色々な形で制作に関われるようにします。

▷ 沖縄の精神性や伝統文化、首里城火災からの復興を将来世代や世界に向けて発信します。

世界一の首里城福光シーサープロジェクト基金を設立いたしました。

【基金をお引き受けいただける方を募集しております】

1口4,300円(シーサー百円)から ご参画いただけます。

詳細は こちらのページ をご確認下さい。








一般社団法人沖縄民藝術シーサー協会

■住 所: 〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-7-9 

■連絡先: seasirkyokai@gmail.com